発酵とは微生物が食材を、人間にとって有益に変化させる働きのことであり、 日本にも味噌やしょうゆなど、独自の発酵食品があふれています。 そして、その発酵食品の中でも、特に人々が古くから自宅で実践し、 貴重な保存食と栄養源を提供してきたのが「ぬか漬け」です。 収穫された玄米を精米した際にでる米糠に水と塩等を混ぜて作る「ぬか床」に 野菜を入れて発酵させます。野菜の乳酸菌を中心に複数の菌が複雑に働きあう結果、 栄養価が高く、独特な風味を伴った漬物=「ぬか漬け」が完成します。 手軽に作ることができる他、ご飯との味の相性もばっちりで、 古くから日本の食卓には欠かせない食べ物です。 ぬか漬けは作る人・地域によって、味が変わると言われています。 まさに作る人の想いが込められた健康食品なのです。 米糠を用意し、適量の水と塩、追加でいくつかの材料を混ぜ合わせます。 ぬか床ができたら、蓋つきの容器に移します。 ◆材料を選ぶ 漬物にしたい材料を選びます。 日本ではきゅうり、茄子、ニンジンなどがよく食べられていますが、その他に様々なものを漬けることができます。アボガトや卵等を漬けることもできます! ◆材料を漬ける 適当な大きさに材料を切り、ぬか床に入れ込み、材料が見えないように糠で覆います。 材料にもよりますが、1日〜2日で十分に発酵が進みます。 ◆食べる 漬けた材料を取り出して、軽く水で洗います。一口サイズに切り、頂きます。 ◆ぬか床の手入れ ぬか床は、なるべく毎日一回は混ぜあわせます。 こうすることにより、酸素を好む菌と酸素を好まない菌が適度に混ざり合い、 優れたぬか床ができあがります。 訪れたあなたは、美しく季節の花々に彩られた境内と、 善峯寺は約1000年前、平安時代中期に活躍した天台宗の僧侶、源信上人の弟子である源算上人が創建したとされる名刹です。西国三十三ヶ所※第二十番札所でもあり、日本中からも参拝者が絶えません。 お寺には長い歴史と源算上人に関する逸話が沢山あり、古来の日本人の様子や考え方など 触れるができます。境内は桜や紅葉の他、紫陽花や秋明菊など、四季折々の花溢れ、季節により大きく彩りが代わり、訪れるものの目を楽しませてくれます。 美しい花々と眺望に囲まれた清々しい心持ちで、 京都の古い歴史に思いを馳せてみませんか? ※西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)は、近畿地方・岐阜県に点在する観音信仰の霊場であり、これらを巡るのは日本で最も歴史がある巡礼行です。 各自でつくったぬか床はお持ち帰り頂き、ご自宅で継続してぬか漬けづくりをお楽しみ頂けます。 ※開催場所:よしみねの里、善峯寺折り紙体験
ぬか漬けとは
ヨーグルトやチーズ等、この働きを使った食品は世界中にあります。【製作過程】
善峯寺
京都市内や比叡山を一望できる眺望の良さに息を呑むことでしょう。ぬか漬け体験サービスプラン
ぬか漬け体験 6時間 19800円(税込)
※開催時間:9:20-15:30
※ランチを含みます
※最小催行人数:2名